大学卒業後、私は飲食店に就職しました。
飲食店で実際に働く中で、お客様の喜ぶ顔を間近で見る機会が多く、充実した日々を過ごしました。
その経験がきっかけとなり、「いつか自分の店を持ちたい！」と強く決意しました。
そして、その夢を実現するために、韓国で料理修行をすることを決めました。

言葉も十分に理解できない状態で、皿洗いからスタート。韓国のいくつかの有名店で5年間修行を重ね、さまざまな店の味や経営ノウハウを学びました。
私の青春は「肉を愛し、肉を学ぶ」ことに費やされ、時間もお金もすべてこの道に捧げました。
その結果、納得のいくオリジナルの焼肉のタレを開発することに成功し、2019年12月に「カンテイポウ」をオープンしました。

しかし、オープンから数カ月後、世界を襲ったコロナ禍により、飲食業界全体が苦境に立たされる中、私自身も多くの困難を経験しましたが、それでも新メニューの開発を続けています。
お客様が美味しい料理を召し上がり、少しでも心が温かくなる瞬間を提供することが、私の最大のモチベーションです。

世の中の状況に悲観するだけでなく、その中で柔軟に「今できること」を実践していくことを心がけています。
自慢の本場韓国仕立ての料理は、韓国旅行で現地の味を楽しんだ方や在日韓国人の方からも「本物の韓国の味を食べられて嬉しい！」というお声をいただいております。

これからも「食」を通じて、皆さまの日常にハッピーをお届けできるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。